スズオキ社労士事務所

　豊田市の働き方改革推進アドバイザー事業の一環として、富士エンジニアリング株式会社様にてハラスメント防止対策研修を行いました。
　3時間の長丁場でのご依頼だったので、前半はハラスメント防止対策の講義を行い、途中に30分程度のグループワークをはさみました。グループワークについては設問を10個用意し、ハラスメントだと思うかどうかについて話し合っていただき発表してもらったが、微妙な例を多く採用したため悩まれたようでした。
　後半は職場風土の改善につき、最初に講義を行ったのち、40分程度かけて職場でのNG言動、あると良いハラスメント対策、やったほうが良いと思う業務改善提案につきグループで話し合っていただき、発表してもらいました。NG言動については過去にあったことなどを言える範囲で発表してもらいましたが、具体的な例が多く上がってきて、何がハラスメントかイメージしていただけたのではと思いました。
　目安箱設置の要望が上がりましたが、親会社で目安箱が機能せず、特定個人の誹謗中傷をする場となってしまい撤去したことがあるので、目安箱設置はいかがなものかとのご質問があったので、紙での目安箱設置はおすすめせず（PCやスマホを触らない社員がいる場合は除外）、社内イントラでアンケートフォームとして設置するのがよく、フォームの冒頭に目安箱利用の注意事項として、ハラスメントの通報が目的であることを上げておくのはいかがでしょうかとお伝えしました。